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Movie Review: 【ボウリング・フォー・コロンバイン】
ボウリング・フォー・コロンバイン
ボウリング・フォー・コロンバイン

とてもシリアスな題材を扱っているのにムーアの手に掛かると、
こんな切り口になるんだぁって感心しました。

映像、構成、説明、全てにおいてドキュメンタリーという枠を
超えたエンターテイメントっぽさを含めたこの作品は、
ムーアの味という以上に、ムーアがアメリカ人に訴えるための思考
の手段だったと感じた。だって小難しいドキュメンタリーより、
エンターテイメントの国アメリカでは、こうしたやり方の方が
受け入れやすいだろうし。

アメリカ化し続けている日本でも、若者はモンスター扱い。
でもそれって犯罪という形ではないにしても、昔からそうだったこと。
若者文化は社会に受け入れられにくいものということは変わっていない。
ただ変化したのは、犯罪の低年齢化。
なぜ子供たちや若者たちは犯罪に及んでしまうんだろう・・・。

銃は普及していないけど、日本だって若者層の犯罪は今日も多く
みられている。私はこの言葉が好きではないが、「キレる」
「キレやすい」など耳にするけど、原因のはっきりしない何かが
それをあおっているのだろうか。

アメリカでは銃犯罪が頻繁に、そして身近にある。
そういった犯罪から身を守るために、また銃がある。
何を守るべきか、何から守るべきか、守るべきものは何か、
分かっているようで結局また元に戻る。
まるで経済と秩序のスパイラルだ。

私はアメリカに留学で住んでいたことがあるけど、アメリカ人が
みんなすぐさま攻撃する人ばかりではない。(当たり前だけど・・・)

ただ、日本以上に犯罪件数は多いし、そういった事件を扱うTV番組も多い。
TVCMだって日本のCMよりも、視聴者に強く訴えかけるような内容が
ものすごく多い。
日本で言うと最近増え続けている保険系のCMみたいにホント嫌な感じ。
何かイライラしてしまうようなCM。

エンターテイメントの国アメリカの光と影が、吸収率の高いTVという
メディアを通して、恐怖や怒りを与えているのだろうか。
アメリカの大統領選のやりあいひとつにしたって、ブッシュVSケリーの
ようにお互いを陥れるようなCMが続いていたのは事実だし。

文章に締まりがなくなりそうなんだけど、結局答えは見えるようで
見えない。それは原因がひとつではないだろうから。
ただ、我々にとって欠如してはならない部分は、“他を排除するの
ではなく、他と共に”という部分。

他の反対には自分がいるのだから、つまり他=自分。
人種や貧富など色々な違いがあるにしても、“together”の精神が
あれば、銃なんていらないんじゃない?

そうするにはどうしたら良いのか?
答えはまたこのスパイラルを解いてみないと分からないのかも。
こうやって考えることができたのもムーアのお陰かもしれない。
一人一人が問題について考えられたら、ムーアの力は大いに役立つはず!
ムーアのジャーナリズムは高く評価されるものだと感じた。

(長文失礼!)
21:21 | ドラマ【Movie】 | comments(0) | trackbacks(4)
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2005/09/28 8:24 PM
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